クルマでも部屋でも内装の塗り替え作業で特徴的なのが、塗膜づくりかもしれません。外装の塗装と違い部分的に下地剤を塗ったら、数分以内にその部分に塗料をのせるのがポイントです。塗料はサッと薄くのせるだけでいいので、塗装作業そのものは難しくありません。クルマの内装を塗り替えたのですが、下地剤の塗布もタオルに染み込ませるだけなので簡単です。乾きが早いので日陰での作業がベストです。部分的に作業を進めるのですが、塗装しにくいところから始め、段差のへこみなどもシッカリ塗布しました。エアコンの吹き出し口などの可動部分の周囲は、一辺を塗って乾燥させてから動かし、もう一辺を塗るとキレイに仕上がります。塗りにくい部分こそ塗料ののり具合が分かりづらいのですが、軽くサッと吹いて垂らさないようにする程度(塗りすぎない)に留めるのもポイントでした。エアコン吹き出し口やメーターパネル周辺など、部分的な作業が終わったら広い面を塗りますが、塗料ののせ具合は下地が透けて見える程度にしました。薄い塗膜を作り、乾燥させて下地と塗料が密着すれば、あとは重ね塗りすればキレイに仕上げられますから、修正(修整)が利くように、なるべく薄付きで下地作業はするようにしました。コイン入れなど、最初はちょっとした部分に色を加えてみるのが初心者向きですから、自分も雰囲気を変えたいと思った最初は、コイン入れから塗装をしましたし、車内の雰囲気が大きく変わりました。