塗装するには道具も必要で、その選び方だったり、正しい使い方もあるので、DIY店で購入する際は必ず店員さんに聞いてからにします。広い面の塗装にはローラーを使っていますが、重ね塗りしなくても、一回の塗装でも均一で厚みのある塗膜ができるので便利です。塗り方として教わったのは、大まかに塗料を配り、木目に沿って全体に塗料を広げます。木目に対して垂直に動かして塗料の厚みが均一になるようにして、最後にまた、木目に沿ってローラーを転がして仕上げています。広い面にはローラーがぴったりですが、コテバケも使える道具です。ローラーは間近でチェックすれば分かりますが、微細なオウトツがつくのですが、コテバケはつきません。ただ、床や壁などの広い面には最適な道具です。でも湾曲していたり、大きなデコボコがある壁は塗ることができないので、そうした部分は筆やハケ、スプレーガンを使います。受け皿で塗料をスポンジに馴染ませ、一気に塗料を広げます。木目に対して垂直に動かすなど、ローラーと手順は同じですが、手元をやや浮かせ、スポンジの縁を使って塗るようにするのが正しい使い方みたいです。またハケは新しいものなら使い勝手が悪いので、塗装をする前におろしておくのがポイントです。汚水処理の問題もあって、私は安い価格のハケを使い捨てしているので、抜け毛を取り除くことが必要になります。ハケの柄を両手でこすり合わせるように回転させて、毛先を広げて抜け毛を浮かせます。ハケの根本から指先で揉むようにすれば、抜け毛が取れます。サンドペーパーなどのざらつきのあるものに撫でつけるようにすれば、さらに抜け毛をしっかり取り除くことができます。