②叔父が通っていた教会は本当にお金がなくて業者に頼むことも出来ず、教会をたてた時、自分たちでペンキを購入しペンキを使って塗っていったそうです。男性が協力し合って塗りましたが、やはり素人には大変だったようです。信者さんの中に一人建築業の方がいてその方から少し手ほどきを受けたようですが、他の方達は普通のサラリーマンで
皆四苦八苦だったようです。でも、少しでも節約して自分たちの教会をきれいにしようという思いでいっぱいだったようでなんとか、教会の外側を自分たちで丸1日かけてクリーム色の塗装を使い、教会の外側の壁をペンキで塗っていったようです。女性人はお昼の差し入れとお手伝いをされたようです。その当時はまだ土曜日はまだ学校も会社も通学や通勤していた時代でしたので、日曜日に礼拝が終わってからみんなでやったようです。素人にもペンキ塗りって出来るのだなと思いました。1週間後教会に来てみると綺麗に乾いていて、皆手をたたいて喜んだようです。業者に頼むよりお金の節約にもなりましたが、自分たちの教会を自分たちで造ったという感覚に陥り良い思い出となったようです。何でも手作りはそういった感覚に陥るのだなあと痛感しました。考えてみたら、戦後必死に生き抜いてきた世代なんですよね。戦後、日本の高度成長期を支えてきた世代の方達は本当に根性があって平成の若者のように軟弱ではないことを感じました。
まとめ
何でも自分たちで手作りすることは心の中に一生の思い出として残るなと思いました。経済的に困難な状態に陥った時、ありとあらゆることを試してみて乗り越えていく知恵を使って生き抜いていくことが人間を強くするのだなと思いました。