浅はかな素人

私が住んでいるのは鉄筋コンクリート造りの一軒家、外壁の劣化が気になったため屋根に上っていると、側面の外壁より屋根は傷んでいた。
私の家は1階建て、そのため素人の私でもDIYで塗装ができる。
まずは高圧洗浄で外壁に付いた汚れやハゲ掛けている塗装を除去、夏場のため水に濡れるのは全然気にならない。
側面の外壁が終わったら次は屋根の汚れを除去、慎重に梯子を使って屋根に上る、下から見るより屋根から見ると案外高く腰が引けた。
家族並びに御近所さんが見ているため今さら引けない、怖くてもやるしかない。
屋根の高さにはスグに慣れた、1階建ての屋根からなら落ちても大したケガはしないだろう。
側面の外壁は、塗ったファンデーションが乾いたように塗料が粉を吹いていた、コンクリート造りの屋根の側面にはコケが付いていた。
塗装をするのにコケは邪魔、コケは高圧洗浄で簡単に取れたのだが、コンクリート造りの屋根をキレイにするとアチコチにヒビ割れを発見。
人間でも加齢でシワができる、屋根だってヒビ割れが出来てもオカシクない、とノンキなことは言ってられない、放置すればいずれ雨漏りするから。
外壁塗装同様にヒビ割れ補修の仕方も、ネットでは分かり易く動画で解説されており、それをマネてヒビ割れを補修。
あとはコンクリートと塗料が上手く馴染むようフィラーを塗り、それが乾いたら屋根用の防水塗料を塗り終わり。
家族や御近所さんから褒められ良い気分になっていたのだが、雨が降ると屋根からポツポツ雨漏りが始まった。
塗装前には雨漏りなんてしてなかったのに、どうしてだろう?
明らかに私の塗装ミス、家族は私のことを冷ややかな目で見ている。
完成したはずなのに屋根に上ってビニールシートを広げていると、御近所さんが不可解な目で見ていて雨漏りしたことがバレたようだ。
翌日、大工をしている友人に屋根に上ってもらうと、「塗装で出来る膜なんて薄いだぞ、薄い膜なんて雨が簡単に浸透する」、ごもっともな意見だった。
塗装で防水ができると思ってしまうのが浅はかな素人、現在は私が塗装した上に大工をしている友人がトタン屋根を施工してくれたため雨漏りはしなくなったが、かえって高く付いたことに家族からはバカにされた。

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