私が住んでいたエリアには地震の影響を受けた建物が多く、そういった事から建物の塗り替えがどんどん行われていました。その時に感じた事や、思った事は、まず、塗り替え工事をしている方々は本当に忙しそうでした。私の家の近くには足場屋さんもいましたが、そこの方達は朝から晩までずっと働いている印象でした。たまに休憩している姿を見ましたが、それ以外の時はいつも仕事に追われているような感じでした。しかし、そんな忙しい中でも、皆さんとても楽しそうに仕事をされています。時には冗談を言いながら笑いあい、仲間同士で助け合い、まるで家族のように仲良さそうな様子を何度も見かけました。そんな様子を見ると、それだけで心が温かくなりました。きっと、お互いが信頼しあえる良い関係なのだろうと思います。建物の塗り替えが進んでいくと、その建物は元気を取り戻し、街全体も元気になっていくように感じました。そして、その塗り替え作業は外壁だけではなく、屋根にも及びます。塗装業者さんと瓦職人さんが一緒に作業されている所をよく見掛けました。瓦職人さんの作業もとても危険を伴うものです。しかし、それを怖気づくことなく笑顔で作業をされる姿を見て、私は凄いと思いました。過去に怪我をした事も笑って話すほどです。自分の身を削りながらも、街の人達の為に一生懸命働く彼らの姿が、とても眩しく見えて仕方がありませんでした。職人さん達がお互いサポートして仕事している事がわかりました。